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イチオシ
バイオハザードはいかが?
稲垣 優

 テレビゲームに興味のない方には申し訳ないんだけど、今日の「イチオシ」はゲームの話。

 実のところ、仕事に追われてゲームなんて全然やってない。10年以上前に友人に借りた「ドラゴンクストII」以来、結構はまったものもあった。ゲームボーイ版の「カエルのために鐘はなる」は、モノトーンのRPGだったが、結構面白かった。家族の中で一番初めにクリアし、みんなから「ここ、どうやるの?」と聞かれて、自慢げに教えていたっけ。

 最近では、IQ(もう、かなり古い)を買ったんだけど、1回やっただけでそのままになってる。このゲームは習熟度に応じて「IQ」を教えてくれるんだが、今の私の「IQ」は、なんと「0」。やっぱりね。

 このほか、結構いろんなゲームがうちにはある。ハードは、スーファミをはじめ、プレステ、セガタ三四郎(笑)、ゲームボーイ、スーファミ・ターボと一応はそろっている(NINTENDO 64がないところが渋いでしょ)。だけど、全然コントローラにさわってないもんね。家族はどんどんやってて、最近では、ゲームボーイ版の「メダロット」とか、プレステ版の「チョコボの不思議なダンジョン」とか、サターン版のボンバーマンものにはまっているようだ。

 さて、前置きが長くなったが、それでもまだ前置きを書くんだけど(笑)……。

 うちにはずっと長い間、ハードはスーファミしかなかった。で、家族が欲しがったので、新しいハードを買うことにした。案の定「64」を希望してきたが、こっちは「プレステなら買ってやる」と応戦。で、結果、うちの二台目ハードはプレステとなった。

 なんで私がプレステにこだわったか。それは、やりたいゲームがあったからだ。何を隠そう(隠さなくてもいいんだけど)それが「バイオハザード」なのだった。ホラー系のゲームで、とにかく化け物屋敷から逃げ出すために、相手をやっつけ続けるっていうゲームだけど、このゲームが出たときの評判が「これまでにないCGポリゴン」とか、とにかく煽られたのね。で、興味を持ったってわけ。

 今、うちには、プレステのソフトだけでも10数枚あるけど、その中に「バイオハザード」はない。一度だけ友人に借りてやった(数分間)ことがあるけど、それだけ。なぜだか買ってない。ま、買ったところで、どうせ時間がなくてやれないだろうけどね(笑・涙)。

 で、こいつのニューバージョンが出た。その名も「バイオハザード II」(そのまんまやないか)。またまた「やりたい虫」が動き出す。くだんの友人に聞くと「買ったよ」だってさ。ちくしょう~。ところがこの友人も、どうやらまだやっていないようだ。ま、仕事が忙しくなったからといってたけど、それだけじゃないらしい。この友人(Y)は、初代の「バイオハザード」を買ってプレイしたとき、ノッケで主人公が犬に食われて死んだそうだ。そのまま全然先に進めない。だからかれの「成績」は、初めに犬に食われるところまで。今でもそのまま。なのに「II」を買った根性はさすがだ。でもなあ~、私はやりたいよ。やっぱ「ゲームはやってなんぼ」だもんなあ~。時間がほしいよ、ほんとに。

 ちなみに友人Yの知り合いによれば、やっぱり「バイオハザード」は怖いらしい。真夜中に一人で、部屋を暗くして、そんでもって音声をヘッドフォンで聞きながらやると、身の毛がよだってくるんだって。こんなにゾクゾクさせてくれるゲームだし、初めに犬に食われても、やっぱり次を買ってしまうゲーム。てことで、今日の「イチオシ」は「バイオハザード II」に決定。やってみたいな~(笑)。

copyright : Masaru Inagaki(1998.3.18)

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